(※この記事は、2022年1月20日に更新しました)
おうちの猫さんが、トイレ以外の場所でおしっこをしてしまう、と困っている……。
そんな飼い主さんがこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。
よーーーくわかります。わたしも経験者です💦
2匹いるうちの1匹が、その困ったちゃんなんです。
1年半の間で、布団に14回、その他ラグの上やフローリング、洗濯かご(このときは大でした)の中など計20回ほど、やられています。
こちらの記事では、実践してみた5つの対策法と、その効果について書いています。

同じ悩みをもつ者として、この記事が少しでも、解決のヒントになればうれしいです。

布団でおしっこさせないための対策法
フェロモンのスプレー

猫さんから発せられるフェロモンが配合されているスプレーがあります。
それを振りかけると、そこが、猫さんにとってなれ親しんでいる場所、心地よい場所、という認識になって、その場所ではおしっこしなくなると、動物病院のお医者さんがラジオで言っていたのを聞き、実際に使ってみました。
以前におしっこされた敷布団には念入りに、掛布団など、周囲には軽くスプレーしました。
振りかけた直後は、寄ってきませんでした。
使い始めた数日は効果があり、布団でおしっこしない日が続きましたが、
毎日振っていると、慣れてしまうのか、また、おしっこされてしまうことが多くなりました。
使うとしたら、日にちの間隔をあけた方がいいのかもしれません。
対策法の一つとして、おうちに常備しておくのがいいのかな、という印象です。
除菌スプレー

除菌スプレーも効果があるかもしれないと、実践してみました。
布団全体に、スプレーしてみました。
これも、フェロモンのスプレーと同じで、振りかけた直後は寄って来なくなるのですが、時間が経ち、尿意をもよおしたら、また布団に近づくようになりました。
布団に寄りつかなくさせるためには、除菌スプレーはあまり効果がありませんでした。
トイレの砂(木のチップ)を変えてみる
猫さんのおトイレのスタイルにもいろいろあります。
トイレのふちに座って、砂にむかって放尿するタイプの猫さんにとっては、砂に直接接することがないので、あまり関係ないですが、
お尻を砂にペトッと、くっつけておしっこするタイプの猫さんは、トイレの砂(又は木のチップ)の感触に敏感で、違和感があるから、トイレ以外の場所でおしっこするのかもしれません。
布団でおしっこするようになったのは、木のチップの種類を変えた後からでした。
ずっと使っていた木のチップが製造中止になってしまったので、変えざるを得なかったのです。
小さめのチップから大きめのチップに変えてしまったので、お尻がごわごわして気持ち悪く、布団でおしっこをするようになってしまいました。
なので、お尻にあたっても痛くなさそうな紙のチップに変えることにしました。

👆これが、紙のチップです。丸くて表面もつるっとしています。
紙のチップに変えて、トイレでしてくれることに抵抗がなくなったようです。
トイレを囲って、身を隠せるようにしてあげる
猫さんにとって、トイレタイムが一番無防備なとき。終わるまで動けないので、野生だと身の危険と隣り合わせ。
なので、身を隠せるように、トイレにカバーをつけてあげるのも効果がある、と猫カフェの店主に聞きました。
うちの猫さんのトイレは、姿が見えるオープンタイプを使用しているので、トイレカバーをつけることにしました。買わずに、手づくりすることにしました。
トイレカバーを百均で手作りする!
トイレカバーは、シンプルなものなら、百均で売っているもので簡単に作ることができます。
≪材料≫
・ワイヤーネット
・ワイヤーネットジョイント(または結束バンド)
・布
①ワイヤーネットをジョイント(または結束バンド)でつないで、コの字型を作り、トイレをカベ側に置いて、コの字をトイレに設置する。

②上から、布をかぶせる。

シンプルトイレカバーの完成です!

シンプルな作りとはいえ、今までになかったモノを急にトイレに設置して、猫さんが戸惑わないだろうか? と心配したのですが、猫さんはなんの違和感もなく、カバーの中でトイレをしてくれました。
オープンなときよりも、スムーズにトイレに向かって行ったという印象。
『安心して排泄できる場所』になったことは、まちがいないです。
トイレを清潔にする
お尻をチップにくっつける、うちの猫さんのようなトイレスタイルの子は、清潔さにはとくに敏感。
上記の除菌スプレーは、動物病院でも使われているものなので、それを使って、こまめに掃除するようにしています。
それと、トイレの砂(木や紙のチップ)をいつも平に整えておくことも大事にしています。
おしっこで濡れた部分を分散させて乾かしやすくさせておくのも忘れずやっています。
とくに2匹以上飼っている場合は、べつの猫さんがしたあと、そのままになっていたトイレに入るのをいやがって、布団へ向かってしまう、ということがあるので、こまめにトイレの状態をチェックすることをおすすめします。
でもまだ、解決していません……
対策はまだ続いていて、いまも時々布団でおしっこされることがあります。
うちはベッドではなく敷布団で、掛布団も敷マットも洗濯機で洗えるタイプのもの(敷マットで洗えるのはカバーだけ。中のクッション部分は洗えないので、拭いて天日干し)なので、布団セットを買い替えたりすることはないのですが、おしっこされた日のショックが蓄積されて、わたしは今、椅子で寝ています笑。
椅子の背もたれが水平に倒れるタイプなので、飛行機のファーストクラスだと自分に暗示をかけて寝ています笑。
今のところ、椅子ベッドでの睡眠は快適なので、しばらくこのスタイルを続けるつもりです。なにより椅子にはおしっこされないので、その安心感を最優先しています。
でも夫は敷布団で寝ているので、布団を敷いているときにおしっこしそうになったら、
「トイレはこっちやで」
と猫さんに声をかけてつづけます。
うちの猫さんの場合は、おしっこの前に鳴いてウロウロする習性があるので、それをし始めたら、真夜中でも起きて、声かけをするようにしています。
寝不足で正直しんどいです💦 でも、猫さんに罪はないのです。
完全に解決するにはまだ先が長いですが、できる限り人間側でできる対処をし尽くして、トイレでおしっこしてもらえるようにがんばります!
また、新しい対策法が見つかったら、お知らせしたいと思います!
同じ悩みを抱える同志として、いっしょに頑張りましょう!!
💙追記報告
2022年1月現在の状況は……約6カ月間、布団におしっこはされていません😂😂
その要因はおそらく……①年齢が高くなったこと(2才→3才へ)
②声かけをたくさんしたことによって、猫さんが『合図』のように感じてくれていること
②は、飼い主の願望的予測なのですが(笑)、①の年齢は確かに感じます。
大人になれば、おしっこをする場所をちゃんと覚えてくれるのではないか、と思います!
ちなみに、声かけというのは、こんな感じです👇👇
『(名前)くん、おしっこをいっといたら?』
『そろそろちゃうか? すっきりしたら?』
とかです。人間の子どもに話しかけるようにやさしくうながします。
目を見て言うと、たまに目をパチクリとして、返事してくれます🐈✨
以上、現状報告でした!
とはいえ、まだ不安は残っているので、引き続き見守っていこうと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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