人間関係の悩みを一気に解決! 名作ビジネス書『自分の小さな「箱」から脱出する方法』【おすすめ本】【人間関係のトラブル】

自分の小さな箱から脱出する方法サムネ画像ブックレビュー
こんな方におすすめです!
◎人間関係(仕事や家族などなど)で悩んでいる方
◎何をやってもうまくいかない、その原因を知りたい方
◎お金も時間もかけずに、幸せになりたい方
わたし
わたし

本棚に本書があるよ、という方も多いのでは?
ぜひ引っぱり出して、ぱらぱらとめくってみてください。
きっと、「箱」の大切さを思い出して、もう一度学び直そう、って気持ちになるはず✨

本の大まかな内容

信じられないほどの成功をおさめているザグラム社に転職して1カ月のトムは、認められようと、部署を管理する立場で頑張っていた。
ある日、副社長のバドに呼び出される。昇進かと期待していたが、言われた言葉は予想外だった。
「君には問題がある」
動揺し、腹も立つトムに、バドが語ったのは、「箱」の話だった……。

2006年に出版された、ベストセラーのビジネス書。
わたしも、数年前に読みましたが、今は、「箱」ってなんだっけ? という状態でした……。
でも、この「箱」が、ものすごく重要だったというのは覚えていて、再読することにしました。
読み直して、正解!
というか、こんな大事なこと、なんで忘れてたんや!! と自分を叱りたいくらいでした💦💦
わたし
わたし

3年くらい前に、人間関係でめちゃくちゃ悩んでいたとき、わたし自身ガッツリ「箱」に入ってた💦
と、今さらながら気がつきました(遅っ)

「箱」とは何か?

本書は、ストーリー形式で書かれています。

ザグラム社の副社長のバドは、会議室に呼び出したトムに、「君には問題がある」と言い、それを解決するために、まず自分の経験を語ります。

バドがまだ新米弁護士だったとき。妻が妊娠し、幸せに満ち足りていたのに、急な長期出張を命じられる。
バドは、後ろ髪をひかれるように出張先のサンフランシスコへ。
そんな心のまま、1日20時間も働き、食事も一番簡易なものを自分で買いに行って一人で食べていた。ずっと孤立していた。
ふと、仲間がいるフロアに行ってみると、実は、無料で提供される食事があることを初めて知った。
そのことをバドに教えようとした人は、誰もいなかった……。

「実は、わたしがサンフランシスコで経験したこのまったく何も見えていない状態には、ちゃんと名前がついているんだ。

 哲学者はこれを、『自己欺瞞(じこぎまん)』と呼んでいる。

 でもザグラムでは、もっとくだけたいい方をしている。『箱に入っている』というんだ。

 つまり、自分を欺いているときには、わたしたちは『箱の中』にいるというわけだ。

『自分の小さな「箱」から脱出する方法』アービンジャー・インスティチュート著 金森重樹監修 富永星訳 大和書房 30ページ  ※()は、ブログ主が、ふりがなを()内に書きました
「箱」とは、
物事を自分自身の狭い視点からしか見られず、
仕事に集中していない
↓↓↓
ぴったりと閉じた箱の中に入り込み、
周りから遮断されて、何も見えなくなる状態
「箱」=「自己欺瞞」=大問題

あらゆる人間関係の問題を解決するためには、 個人や組織の中の自己欺瞞をなるべく小さくすること。本書では、 具体的な「箱」が原因で起きた問題がていねいに語られていきます。

わたし
わたし

本当にわかりやすくて、「箱」の意味がどんどん理解できます!

トムは、このミーティングの一週間前に、失敗した部下を頭ごなしに叱咤していました。
バドもそれを知っていて、そのときのトムは「箱」に入っていた、と指摘したのでした。

「箱」に入るとどうなるか?

「箱」に入ると、人はどうなってしまうのでしょうか?

🔶周囲を人間として見れなくなる。モノのようにあつかってしまう
🔶相手をあるがままではなく、たとえば「あいつは無能だ」などと、歪んだ目で見てしまう

トムは、自分が「箱」入っていると認めることができませんでしたが、バドのわかりやすい話を聞き、部下のことを「無能あつかい」し、人として見られなかったから、頭ごなしに叱咤してしまったのだと、やっと自分も「箱」に入っていたことに気づくことができました。

自分は、「箱」の中にいるのか? 外にいるのか?

自分が「箱」に入っているのかどうかを、どう判断すればいいでしょうか? それは、

相手を一個の人間として見ているとき = 箱の外にいる
🔷相手を人として見ることができていたら、ただ叱る、という選択はなくなる
🔷相手のことを考え、気づかった言葉、または心に届くような言葉を選び、伝える
👇👇👇👇
🔷相手のやる気を引き出し、次は失敗しないように、さらに仕事を頑張るような気持ちにさせる
👇👇👇👇
🔷個人の生産性を上げ、結果、会社の利益になる

「箱」を理解して、ドラマを見ると、登場人物が「箱」に入ったとか、出たとかが、わかってしまう。
それでわかる通り、他人の「箱」は手に取るようにわかる。

でも、肝心なのは、自分が「箱」に入っているかどうか

わたし
わたし

箱に入ってしまうきっかけ「自分への裏切り」や、どうすれば「箱」から出られるのか、なども本書の中で詳しく語られています!

人は変われる

教える立場のバドも、かつてはバリバリの「箱の中の住人」でした。

バドも、最初からできた人ではなかった。この「箱」を知り、変わりました。

そのバドに「箱」を教えた人も、同じくかつては「箱の中の住人」でした。

これで何が証明されているか。それは『人は変われる』ということ。

トムも、バドのようになれるし、あなたも変われる!!

そうところも、本書の素晴らしさだと思いました!

わたし
わたし

仕事だけではく、家族関係や友人関係、あらゆる人間関係で使えるのも、素晴らしいですね!

自分も、大企業の重役から、すごい学びを受けている気持ちになれる

最近のビジネス書は、ものすごく読みやすく構成されているものが多いですよね。
目次を見て、自分に必要だと思うところだけ読んでも成果を得られるように、太文字なども使って、わかりやすくなっている。

でも本書は、「転職したての管理職のトムが、会社の副社長バドとのミーティングで、直接『箱』について教えられる」というストーリー形式になっています。太文字もない。

なので、最近のビジネス書に慣れている方には、読みにくさもあるかもしれませんが、読んでいくうちに、

まるで自分が、大企業の重役と会議室にいて、マンツーマンで特別な講義を受けているような気持ちになってきます。

わたし
わたし

ただの読者ではなく、『大切な人間として、あつかってもらえているような』気がしました✨

まとめ

「箱」を脱出する方法は、仕事、家族、夫婦、子育て、友人など、あらゆる人間関係に有効な『トラブル解決法』。

しかも、頭の中で「箱」に気づいて行動するだけですから、お金も時間もかからない。
ほんのちょっとの勇気があれば、誰でもできる、万能薬。

みんなが「箱」に気づけば、社会全体、地球全体が平和になる。一人一人が、自分の周りの人たちと幸せな関係になればいいんですから✨

そんな素晴らしい世界をつくるために、まず自分が「箱」から出て、自分と関わる人たちを『人間として見る』。

相手にも、自分と同じように、家族がいて、友人がいて、毎日を一生懸命生きていることを、心に刻んでおく。

人間関係は、相手を尊重するところから始まる

アドラー心理学でも、同じことを言われていました。

わたし
わたし

忙しい日々の中で、つい忘れがちになってしまう「箱」を、常に思い出して、暮らしていこうと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 

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