お金がない → 働かなきゃ → コンビニバイト という思考を変えていこう!

『バイトやめる学校』というインパクトのあるタイトルに惹かれて、読み始めたら、とんでもない世界に連れて行かれました!
本のおおまかな内容
著者の山下陽光さんは、ファッションブランド『途中でやめる』のブランドデザイナー。古着をリメイクしてオンラインショップや直売会で販売されている方です。
売られている服は一点ものなのに、3000円~で販売😲✨ すぐに完売してしまうそうです。
以前は高円寺で古着屋を経営されていて、そこで『途中でやめる』の服も販売していたそうですが、その時は全然売れず。東日本大震災をきっかけに店を閉め、ネット販売に切り替えたところ、売れ始めたということ。
そんな山下さんが、どうすれば自活して暮らしていけるのか、という理論と実践を教えてくれるのが、本書です。
何をどうやったら、自活していけるのか?
社会から需要がある自分の特技を理解しまくって、こいつにまかせたら間違いないな、という信用を身に着けて、最終的にはバイトやめちゃいましょう。
バイトやめる学校 山下陽光著 タバブックス P7
「お金がない」と思ったら、つい「バイト探さなきゃ」と自動的に思ってしがちですが、その単純な思考が「本当は何か自分の好きなことを仕事にしたいのに」とか「何もやりとげないまま時間だけが過ぎていく焦り」を抱えた『バイトする人生』の始まり💦
たとえもうすでに「バイトだけの一日」を送っていたとしても、ちょっとふんばって「社会から需要のある自分の特技」を探す努力が必要なんですね!
その「社会から需要のある自分の特技を探す」って、どうすればいいの?
あなたが持ってる需要とは、人が喜んでくれることで、そんなに苦にならないこと。
好きなことで稼ぐ、とは、やりたいことをする、ではないと、著者は書かれています。
・あなたが持ってる需要とは、人が喜んでくれることで、そんなに苦にならないこと
そこから何かないかを探っていく!

そういう思考を鍛えていくのが大事 なんですね!
スマホを最大限に使う!
著者は、スマホのことを『バイトやめる装置』と呼んでいます。
「人が嫌がるけど、自分はそんなに嫌じゃないこと」「人が喜んでくれることでそんなに苦にならないこと」
「お金がない⇒バイトしよう」という思考がこびりついているわたしにとっては、上⤴の2つを見つけるなんて、雲をつかむような作業💦
でも、スマホという便利なツールを最大限に利用すれば、何かかけらでも見つけられるような気がします。

『検索力』を持つことも、自活して生きていくための必須のスキルなんですね!
まず人から100円もらえることを考える
とはいえ、好きなことがない、自分のやりたいこともわからない、得意なことも見つけられない、何をしたらわからない、という人もきっと多いですよね。そんな人はどうすればいいか?
↓↓↓
②そのなかから100円でも稼げることを考える
↓↓↓
③その金額を増やしていく方法を考える
まずこれをやってみようと、提案されています!
自分自身とたくさん語り合って、本気で向き合えば、きっと何かは出てくるはず。そして、それを次々と実践してみる、行動が大事なんですね!

難しく考えず、頭と体を動かしてみろよ!と、優しく応援してくれているように感じました。
実際に活躍している方たち✨
ファッション・ブランド「パーフェクトプラン」のおともりゆうじさん
リメイク・ブランド「無為」の萌ちゃん
布を縫った作品や商品「きらみさ」のきらみさちゃん
みなさん、山下さんの元で働いたことがあり、そこで売り方や生き方を学んで、現在自分たちのブランドを販売されておられます。
みんな個性的でセンスのある服や小物ばかりで、見ているだけでワクワクして、『自由』を感じます。

自分ができることで人が喜んでくれるモノを売ると、
買った人は、商品と一緒に『自由』という感性も受け取る✨
大量生産じゃないからこその温かみも伝わってきて、幸せも感じました。
おわりに
自分の得意なことがわからなかったら、家族や友人に「私の得意分野ってなんだと思う?」ときいてみるのもいいですね!
特技って、当たり前にできることだから、自分では気づきにくいんですよね。

自分が苦にならずにできること、当たり前にできることで、人を笑顔にしてお金をもらう。そんなサイクル、最高やな~✨
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの大切な時間が、より素敵になりますように。
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